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ネタと燃えと萌えが三大栄養素。過去を振り返るのが特技です
2025年01月16日 (Thu)
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2007年04月28日 (Sat)
かなり日が開いちゃってます。読んでるのに書き込めないという。もう少し早く日記を書き始めたらいいんだろうなあ。
本日は講談社ミステリーランドより、乙一著『銃とチョコレート』。ではどうぞ。

真っ先に浮かんだ感想。
大人って汚い。(なんだそれ

巷を騒がせる怪盗ゴディバと、それを追う皆のヒーローである探偵ロイズ。少年リンツはひょんなことからゴディバを追う手掛かりを見つけ、それをロイズに知らせる。やがてリンツとロイズは直に出会い、ロイズはリンツの協力のもとにゴディバを捕まえようとするが……。

乙一さんの本はあまり読んだことがないんですが、どうしてもホラー作家のイメージが強いのでこういう冒険小説を書くというのは意外でした。ジュブナイル的な文章が上手いですね。スニーカーで書いてたのが関係してるんだろうか。
最初にも書いたとおり、この本には大人の身勝手さというか、大義や名声、そして金の為なら何でも犠牲に出来るといういかにもな大人像が描かれてます。そしてその大人にも、友達だった子供達にまでも移民の子だと蔑まれるリンツの感情が凄く痛い。それでも自分を散々に扱ったドゥバイヨルを助ける彼には優しさと強さを感じます。
それなりに暗い雰囲気の中、場を明るくしてくれたのはリンツの母であるメリーさん。母は強しというけどホントにそう。この話の中での最強キャラは彼女です。でも同時に怖い人だとも思う。どんな形であれ、人を殺そうとしたわけだから。
最後の種明かしのシーンは結構好きですね。ゴディバの正体も綺麗に明かされてると思う。メリーさんとリンツがこれから先幸せに暮らせるといい。

個人的評価は星三つ。正直低年齢層向けに書かれた文章なので読み辛いんですよねこのレーベル…。
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私も
こっちへ来た頃に買って読んだのだ!
2007/04/29(Sun)07:07:16 編集
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