ネタと燃えと萌えが三大栄養素。過去を振り返るのが特技です
「どうしてあなたはそこにいられるんですか」
かけられた言葉に軽く目を眇める。問いかけてきたのは赤い服を着た、己より十は年下の子供。その目がじっとこちらを見つめている。
「あの人の一番は今でも「あの人」なんでしょう。あの人の心にはずっと「あの人」が住み着いて離れないんでしょう。それなのに、どうしてあなたはあの人の隣にずっと立っていられるんですか」
茶色い瞳が時折金色に見えるのは光の具合だろうか。そこには色々なものが渦巻いている。強さ、弱さ、自信、疑問、そして揺らぎ。今その表面に浮かんでいるのは、きっと最後のそれだ。
「下らんな」
吐き捨てるように言ってやる。子供はぐっと息を詰めたようだったが、それでも視線は外さずにこちらをじっと見る。その視線だけは評価してやってもいいかもしれない。だがそれだけだ。それ以外の部分では、これはまだどうしようもないくらいに子供だ。
「貴様に言われるまでもない。俺が何年あれの近くにいたと思っている? 何度あれの腕が、目線が、虚空を掴むところを見たと思っている?」
そうだ、己はずっと見てきた。己が認めた男を。唯一隣に立ち、そして相対していたいと思った男のことを。己が定めを凌駕した強き者を。
何故と言うなら簡単だ。
それでも手に入れたいと思ったから。
「見くびるなよ、小僧」
息をのむ子供に笑う。所詮貴様はそこから動けないのだろうと。
「貴様の脳に刻みつけておけ。手を伸ばさない者に、何かを手に入れる資格など与えられないということをな」
友人のやすな嬢に、「十代が社長に「遊戯さんは王様を忘れられないのになんで好きでいられるんですか」って聞いて、社長が「フン、見くびるな、何年あれの隣にいたと思っている。それくらい承知の上だ」って言ってる話とか作ってよ」(意訳)って言われたので作ってみたら何か思ってたのと違うものが出来上がった。不思議!←
インプットが出来てもアウトプットが出来ないとこういうことになるのね。ていうか、社長がAIBOに、単に「王様を忘れられないお前ごと好きだ」的なことを素直に言うとも思えないし、ちょっとそういうのは私が思う海表ってか社長でもないので、自分なりに解釈してみた結果こんなんができました。私個人としては、うちの社長は「王様っていう強敵(デュエル的な意味でも人間的な意味でも)と闘って、勝って、それを越えた遊戯を好きで、まあそういうことなら王様の存在を無視すると今の遊戯はいないわけだから、仕方ないそんなところもひっくるめて遊戯が好きだ」って感じに捏造解釈してるので、それを入れてみようと。……説明すればするほど結局あんまり変わらないような気もしてくる。ただ、多分そういう解釈してるから甘ったるい話とか書けないんだろうな……と思えてきた。
でもって社長、十代の質問にちゃんと答えてないヨー。おまけになんて気が長いんだこの社長。あと十代がなんか不憫。深夜テンションでぐっだぐだな内容なので冷静になってウワアアアアorzってなったら多分消す。
今回のシチュエーション↑をもう少し改変した海表をそのうち出せたらなーと思ってます。そっちは十代は出なくてちゃんとした海表です。ちゃんとしたというか、うちの通常運転の海表です。あんまりちゃんとしてなさそうね。やすな嬢には「共働き夫婦」とか「新婚夫婦」とか色々言われてます。
かけられた言葉に軽く目を眇める。問いかけてきたのは赤い服を着た、己より十は年下の子供。その目がじっとこちらを見つめている。
「あの人の一番は今でも「あの人」なんでしょう。あの人の心にはずっと「あの人」が住み着いて離れないんでしょう。それなのに、どうしてあなたはあの人の隣にずっと立っていられるんですか」
茶色い瞳が時折金色に見えるのは光の具合だろうか。そこには色々なものが渦巻いている。強さ、弱さ、自信、疑問、そして揺らぎ。今その表面に浮かんでいるのは、きっと最後のそれだ。
「下らんな」
吐き捨てるように言ってやる。子供はぐっと息を詰めたようだったが、それでも視線は外さずにこちらをじっと見る。その視線だけは評価してやってもいいかもしれない。だがそれだけだ。それ以外の部分では、これはまだどうしようもないくらいに子供だ。
「貴様に言われるまでもない。俺が何年あれの近くにいたと思っている? 何度あれの腕が、目線が、虚空を掴むところを見たと思っている?」
そうだ、己はずっと見てきた。己が認めた男を。唯一隣に立ち、そして相対していたいと思った男のことを。己が定めを凌駕した強き者を。
何故と言うなら簡単だ。
それでも手に入れたいと思ったから。
「見くびるなよ、小僧」
息をのむ子供に笑う。所詮貴様はそこから動けないのだろうと。
「貴様の脳に刻みつけておけ。手を伸ばさない者に、何かを手に入れる資格など与えられないということをな」
友人のやすな嬢に、「十代が社長に「遊戯さんは王様を忘れられないのになんで好きでいられるんですか」って聞いて、社長が「フン、見くびるな、何年あれの隣にいたと思っている。それくらい承知の上だ」って言ってる話とか作ってよ」(意訳)って言われたので作ってみたら何か思ってたのと違うものが出来上がった。不思議!←
インプットが出来てもアウトプットが出来ないとこういうことになるのね。ていうか、社長がAIBOに、単に「王様を忘れられないお前ごと好きだ」的なことを素直に言うとも思えないし、ちょっとそういうのは私が思う海表ってか社長でもないので、自分なりに解釈してみた結果こんなんができました。私個人としては、うちの社長は「王様っていう強敵(デュエル的な意味でも人間的な意味でも)と闘って、勝って、それを越えた遊戯を好きで、まあそういうことなら王様の存在を無視すると今の遊戯はいないわけだから、仕方ないそんなところもひっくるめて遊戯が好きだ」って感じに捏造解釈してるので、それを入れてみようと。……説明すればするほど結局あんまり変わらないような気もしてくる。ただ、多分そういう解釈してるから甘ったるい話とか書けないんだろうな……と思えてきた。
でもって社長、十代の質問にちゃんと答えてないヨー。おまけになんて気が長いんだこの社長。あと十代がなんか不憫。深夜テンションでぐっだぐだな内容なので冷静になってウワアアアアorzってなったら多分消す。
今回のシチュエーション↑をもう少し改変した海表をそのうち出せたらなーと思ってます。そっちは十代は出なくてちゃんとした海表です。ちゃんとしたというか、うちの通常運転の海表です。あんまりちゃんとしてなさそうね。やすな嬢には「共働き夫婦」とか「新婚夫婦」とか色々言われてます。
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