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ネタと燃えと萌えが三大栄養素。過去を振り返るのが特技です
2024年05月19日 (Sun)
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2008年04月15日 (Tue)
というものは、日常生活においてよく見られますね。今日の日記の主題もそんな感じです。

Happy birthday 火村准教授!

もう何回目の34歳だか分かりませんが、准教授になってからは初の筈。これからも講義を休講にしつつ、ネクタイをだらしなく結んで白ジャケを引っかけて、締切に追われてるアリスを引き連れてフィールドワークに赴いて下さい。絹の手袋を嵌めて現場検証して下さい。アリスと漫才してて下さい。ところで長編はいつ出ますか(ぁ 短編はこの前読んだけどそろそろ長編が読みたいです。角川かな? そうなると。中編でもいいけど。国名シリーズ、次は何だろうなあ。個人的にモロッコ水晶よりスイス時計のが好きです。マレー鉄道が祖父に貸したまま返って来ません。文庫版も買いそうになるんですがどうしましょう(買えばいいよ(ノベルスあるから悩んでるんだよ

最近どうも所謂「新本格」が振るわないなあと切ないんですが、有栖川さんは彼独特の、それでいて王道的な「本格ミステリ」を書いていって欲しいと思います。というか、ミステリに限定された話じゃなく最近の小説って情景描写が乏しいんですよね。ロジック重視といえばいいのか、本筋しか書いてないといえばいいのか……ちょっといい言葉が見つからないんですが、例えば文豪と呼ばれる人たちの文章って、ちょっとした風景描写(川面の色とか揺れ具合とか、風の質感とか)でそのシーンの雰囲気を極限まで引き出してると思うんですね。そういう一種の現実感っていうのが最近の小説には欠けてるんじゃないかと。雰囲気から作品を読み取るって楽しいし、大事だと思うわけです。ミステリの場合は設定がまず非現実的であることが多いのでそれが顕著なのかもしれない。実際、「ミステリに情景描写は無用だ」って断言してる若手作家がいるらしいし。でもそれは違うんじゃないか。確かにそれはそれで面白い作品なのかもしれないけど、ふとした拍子に「あ、この描写上手い具合に入れてあるな」と思えるって楽しいと思うんですよね。
 まあ先輩曰く今は「文学の過渡期」らしいんですが、何も一から十までそっくり変えてしまわなくてもいいんじゃないかなあ、と個人的には思うわけです。

しかし何故有栖川からこんな話に……もう寝ないといけないのに。今週の例会は学祭の会議で出られないんですよねー。残念。新入生が来てますように。


拍手有難うございます。
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